X-ray Inspection System

X線検査装置とは?

  • X線検査装置のイメージその1

    X線検査装置とは?

    X線検査装置とは、言わば「産業用のレントゲン」です。X線という放射線を用いることによって、非破壊で対象物の内部がどのようになっているのかを検査することができます。

  • X線検査装置のイメージその2

    なぜX線検査装置が必要とされるのか?

    ものづくりの現場では「壊さずに異物を発見したい」というニーズがあります。壊す過程で異物が混入する可能性があり、正確な検査が難しくなるためです。X線検査装置は医療・食品・電子部品の製造や加工だけでなく、​石​油化学・ガス産業とあらゆる場面で利用され、品質の維持には欠かせません。

  • X線検査装置のイメージその3

    今後どのように市場は変化して
    いくのか?

    近年、各国政府が求める産業界の安全性基準やハイテク製品の品質基準はますます高まってきています。​さらに、技術の急速な進歩で各種メーカーが微細な加工技術を用いた研究開発に注力しており、X線検査装置市場は大きく成長していくと言えるでしょう。

Scene

どんなところで使われているの?

-医療機器の事例-

  • カテーテル市場

    カテーテルとは血管などに挿入する細い管のことで、様々な検査や治療に使用されます。
    例えば、胸にたまってしまった水や空気を体の外に出すために使ったり、体内の出血を確認するために使われたりします。
    高齢化社会が進むにつれ、カテーテルそのものの需要や技術の向上に対するニーズは高まってきています。

  • 命を救う道具の品質を支える

    カテーテルは品質管理のために、管の中に入っている部品の位置を一つ一つ確認する必要があります。
    また、レントゲンを撮りながらカテーテルを用いるため、しっかりとレントゲンに映るかということも確かめなければなりません。
    そこで松定プレシジョンのX線検査装置が活躍します。

  • 困難な課題にも果敢に挑戦

    松定プレシジョンのX線検査装置は鮮明な透過画像が得られるだけでなく、カスタマイズにも柔軟に対応しています。
    カテーテル業界のお客様は長いカテーテルの管を曲げずに観察したいというニーズを持っています。
    そこで横穴がついている装置を独自開発しました。
    こうすることでカテーテルのような、長い形状の製品における品質管理にご使用いただけます。

Features

松定プレシジョンの特徴と強みは?

  • Features01

    鮮明な透過画像

    X線検査装置の中には松定プレシジョンの高性能な電源装置が組み込まれています。実は透過画像の画質は電源装置の性能に大きく依存するのです。高性能な電源装置を用いることで、松定プレシジョンのX線検査装置は高画質な画像を実現しています。

  • Features02

    幅広いラインナップ

    従来X線検査装置は大型であるのが常識でしたが、松定プレシジョンの小型な電源装置を用いることで、業界初の卓上サイズのX線検査装置を開発しました。幅広いサイズからお客様のニーズに合った製品をご提案することが可能になりました。

  • Features03

    カスタマイズの柔軟性

    弊社は受注生産型であるため、お客様の要望を取り入れてカスタマイズ対応もしています。「横穴を開ける」「ラインに組み込む」など、困難な要望にも果敢に挑戦しています。