Analysis equipment
分析装置とは?
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分析装置とは?
電子顕微鏡とは顕微鏡の一種で、対象物に電子をあてることにより表面を拡大することができる装置です。小学校などで使ったことのある通常の顕微鏡(光学顕微鏡)の倍率は約300倍であるのに対し、電子顕微鏡は約100,000倍に拡大することができます。
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なぜ分析装置が必要とされるのか?
肉眼では見えないナノレベルの小さいものを観察するために必要とされます。用途は様々で、細菌やウイルスの解析、鉄鋼の破断面や半導体の膜厚測定など、主に何かの表面や断面を観察する際に活躍します。
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今後どのように市場は変化して
いくのか?電子部品や半導体業界の動向からもわかるように、産業界において「微細化」が進んでいます。それに伴い、より細かいものを観察したいというニーズも高まっているのです。私たちはこういった最新分野の成長にも大きく貢献していきます。
Scene
どんなところで使われているの?
-隕⽯の事例-
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隕石から太陽系の起源を探る!?
近年、隕石の表面観察をすることで太陽系の起源を探るという研究が行われています。
地球上にある原石などには太陽系ができた時の情報はなく、隕石を分析することで当時の情報を読み取れるそうです。 -
ナノレベルを読み取る技術
隕石から当時の情報を読み取るためには表面構造を拡大し、その成分を分析します。
分子レベルにまで拡大する必要があり、こういった超微細な部分を観察するために、松定プレシジョンの電子顕微鏡が活躍します。 -
微細なデータで最先端の研究に貢献
松定プレシジョンの電子顕微鏡は高性能な電源技術と特許を取得した独自光学系技術により、高分解能な観察を可能にしました。
特に微細な分野での研究や開発では、より正確なデータが必要とされています。
松定プレシジョンの電子顕微鏡は他社に比べ余分な情報を排除できるので、隕石の分析といった最先端の研究に貢献しているのです。
Features
松定プレシジョンの特徴と強みは?
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高性能な高圧電源を使用
電子顕微鏡の中には電源装置が組み込まれています。その拡大画像の画質は電源装置の性能に大きく依存します。私たちの高性能な電源装置により、松定プレシジョンの電子顕微鏡はより解像度の高い画像が得られます。
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特許取得済みの光学系
弊社は業界初の構造である新光学系「Dual Lens SEM」を開発し、特許を取得しました。これにより従来の汎用SEMでは難しい高分解能な観察を可能にしました。
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振動に強い機構
電子顕微鏡は振動に弱く、1階にしか設置することができないというのがこれまでの常識でした。しかし、弊社の独自設計により、高層ビルにも設置可能に。都市部など、土地が十分にない場所での導入ハードルを下げることができました。